相続

自分がいなくなったあと、遺産の相続や分配をめぐって家族同士が対立するのは避けたいですよね。スムーズかつ適切な相続が進められるように、終活の一環として自分でできることがあります。

ひとつめは、あらかじめ相続の内容を自分が元気なうちに伝えておく、または意思をはっきりさせておくことです。相続に関する希望を記した遺書を残しておく、具体的な相続の分配や内容をデータなどで残しておくなどの方法があります。これを自分が元気なうちに、信頼できる人に渡しておきましょう。

もうひとつめが、生前分与を行う方法です。生前分与はその名の通り、自分が亡くなる前に相続をすべて済ませてしまうことです。自分の意思で相続に関する分与ができますし、きちんと相続されたかどうかを見守ることもできます。
遺書を作ったり、生前分与を行ったりという相続に関する行動は、終活の一環として行っておくと自分としても安心です。相続が発生する場合には、終活も視野に入れましょう。